いくつかの株式投資情報サイトでも触れられていますが、インターネットが普及した現在、多くの情報が溢れています。
その中で、どの株式投資情報サイトを選べば利益獲得に繋がるのか、「取捨選択が難しい」というのが私も含め、大多数の意見かと思います。
インターネットが普及する以前は、各株式投資情報会社による対面販売や、書籍での情報提供といったものが大半だったでしょう。
それでは、最低限、悪徳な株式投資情報サイトを回避する為にはどういった事に注意すべきなのか!?
私、安達の経験則にはなりますが、ポイントをいくつか挙げてみようと思います。
Point1:金融商品取引業者としての認可を受けていない
第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業などを行うには、基本的に金融商品取引業者として認可を受ける必要があります。
認可を受けていない場合、無登録で金融商品取引業を行う者として財務局から警告を受ける事になるでしょうし、最も注意すべきポイントになります。
Point2:迷惑メールが届く
会員登録していないにも関わらず、知らない株式投資情報サイトからメールが届く様になったら要注意!
これは株式投資情報サイトに限った事ではありませんが、個人情報を勝手に取り扱っている訳ですから、言語道断ですね。
メールアドレスが流出してしまったか、他サイトで登録したメールアドレスが悪徳な会社によって取引されているか、何れかの可能性があります。
直ちに登録を解除し、もし不当な料金を請求される様な事があれば、然るべき機関に連絡すべきでしょう。
Point3:頻繁にサイトをリニューアルする
そもそもサイトをリニューアルする意図が分かりません。
最近よく見かけますが、変更にあたって新しいサイトで説明が成されている訳でもなく、どういったメリットがあるのかも不明です。
例えば、10年間運営してきたので「新出発を図りたい」というのであれば、納得も出来るかもしれません。
しかし、1年でリニューアル、数ヶ月でリニューアルといった場合、あまり目立ちたくないのか?という疑念を感じざるを得ません。
Point4:複数のサイトが似た様なデザイン・文言を使用している
これは2通り考えられますね。
まず1つは、既存の株式投資情報サイトを盗用したサイト。
そしてもう1つは、2つのサイトで集客する目的を持っているサイトです。
もしこの様な株式投資情報サイトがあった場合には、注意が必要ですね。
Point5:1つの会社が複数のサイトを運営している
これはPoint3にも通じるケースです。
もし1つの会社が複数のサイトを運営し、更に似た様なデザイン・文言を使用している場合、その理由が何なのか勘ぐってしまいますよね。
上記の様に単なる集客目的なのか分かりませんが、同じ情報が提供されるのであれば、複数存在する意味はありません。
1つのサイトでしっかり運営していく方が、効率的に良いでしょう。
サイトによって投資対象が株式、FX、不動産と異なっているのであれば、複数のサイトに分けてもいいと思いますが…
それでも、1つのサイトにまとめてコンテンツを充実させた方が、価値あるサイトとして高い評価を得られるのではないでしょうか?
Point6:会社情報又は特定商取引法に基づく記載が掲載されていない
最低限開示されるべき情報ですので、確認出来ない様であれば利用は控えた方が良いでしょう。
Point7:「仕手株情報を提供する」という様な表記が見受けられる
当サイトの本分である「仕手株情報詐欺撲滅」の為にも、最も注意したい項目です。
仕手株とは、仕手が利益を得る為に利用する、投機的な取引の対象となりやすい株式を意味し、表立って情報として出てくるものではありません。
言葉としての意味は持っていますが、現在では証券取引等監視委員会による調査も厳格化しており、安易にサイト上に掲載する文言ではないでしょう。
非合法な取引手法は金融商品取引法違反となる事を、留意すべきかと思います。
Point8:サイトトップページが「メンテナンス中」と表示されているが、メールが届く
ごく短期で、理由もしっかり明記されているのであれば、純粋にメンテナンスをしていると分かりますが、長期間に渡って「メンテナンス中」と掲載されていると、誰もがクローズ前のサイトだと感じるでしょう。
しかもメンテナンス中にも関わらずメールが届くとなると、「目立ちたくない理由があるのか?」「何かトラブルが起きているのか?」という懸念が生じます。
又、トップページに「ID」と「パスワード」を入力する欄だけが表示されているサイトもたまに見かけますが、これも上記と同様かと思います。
Point9:「返金」という言葉を多用している
サービスの一環なのか分かりませんが、提供しているサービスに自信が無い事を露呈している様なものでしょう。
利用料金と実際の売買にかかった費用の全額を返金してくれる訳ではないと思いますし、返金してもらうには口座情報を教えなければならず、個人情報が流出する危険性をはらんでいます。
「返金」を掲げる前に、提供する情報の精度を高める努力をしてほしいですね。
今後も継続的に調査!
上記の様にいくつかのポイントをまとめてみましたが、この他にも注意すべき点が出てくる可能性は十分あります。
又、いくら情報の真偽が問われるにしても、悪評の多いサイトは避けておきたいですね。
削除依頼もなく、悪評が放置されている時点で、あまり注力していないと感じてしまいます。
また悪評が多いサイトとは逆に評判の良いサイトはこちらの下記ページでまとめていきます。
引き続き、仕手株情報詐欺撲滅の為にも株式投資情報サイトの調査を行い、都度更新していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。