NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)が仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。
NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)という株式投資情報サイトをご存知でしょうか?

NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)

ドメイン取得年月日は2016年3月22日と、あと1週間で運営開始から3ヶ月が経過する新しいサイトです。

リスティング広告が打たれており、「勝てる投資家へのステップアップ プロのサポート付きで登録/年会費無料」という説明文が掲載されていました。

NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)1

どれだけの会員を獲得出来ているのか気になるところですね。

但し前提として、金融商品取引業者としての認可を受けていませんので、今後警告を受け、突然サイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。

会員の方は、すぐに利用を停止した方が良いと思います。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点

NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)に会員登録する前に分かる事は?

トップページ上部には、「弊社独自の『DTシステム』で急騰銘柄候補を狙い撃ち!!」というキャッチフレーズが見受けられます。

どの様なシステムなのか、「DT」とは何かの略称なのか、気になるところ。

このキャッチフレーズの下部には、期間限定で、正会員しか知り得なかった急騰銘柄情報を、先着100名に無料で教える旨が掲載されていました。

92.7%というリピート率が示されていますが、正会員が今までにリピートした数値でしょうか?

何かプランがあるのかもしれませんね。

尚、この情報を受け取るには、メールアドレスでの登録が必要となっています。

又、この無料銘柄情報はほんの始まりだと言っており、登録した人に一流のトレーダーに成長してもらう為に、

1.相談
NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)では、まず会員一人一人に専属のアナリストが付く。
現在の投資状況を相談してもらい、プロならではの視点から、問題点と課題を洗い出し、親切・丁寧にアドバイスする。

2.市場の理解
一流のトレーダーになってもらう為にも、まず株式の大きな流れを理解してもらう事が最も重要。
専属のプロのアナリストが、会員に合わせて分かり易く教える。

3.情報共有
情報は間違いを無くす為にメールでも配信するが、メールや文章では伝わらない情報もある。
又、サポートまでメールだとかなりのタイムロスが発生する恐れがある為、業界で一番充実した電話サポートで、アナリストから情報共有を行っている。
結果として、会員の8割は情報共有がスピーディーな電話サポートから、短期で確実に利益を上げている。

4.有料銘柄情報
無料では決して入手する事の出来ない、絶対の自信を持って提供する有料推奨銘柄で、会員の資産形成の最短ルートを案内している。
これから2020年に向けて、大きく成長していくと思われる日本株、大きな利益を求める会員にお薦め。

といった4つのステップを用意しているとの事。

併せて、NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)の会員の中には、全く株式投資をした経験が無い初心者から一流のトレーダーに成長した会員も少なくない、と言われています。

もし事実であれば、高い評価を得ていてもおかしくないかもしれませんね。

一点気になったのは、「業界で一番充実した電話サポート」という文言です。

これはさすがにNIKKEI JAPAN(日経ジャパン)側の言い分では!?

業界で一番充実しているかどうかは簡単に分かるものではないでしょう。

まさか一社一社に聞いて回った訳ではないでしょうし、会員のアンケート結果だったとしても、それによって「業界で一番」が保証される訳でもありません。

やや誇大な主張だと感じます。

大荒れの相場でも、やり方次第で利益を出す事が可能だと考えているNIKKEI JAPAN(日経ジャパン)。

具体的なサービス内容もチェックしたいですね。

NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)に会員登録した後に分かる事は?

上述した通り、無料で銘柄情報を受け取れるという事ですので、早速登録してみたいと思います。

フォーマットにメールアドレスを入力し、指定のボタンをクリックすると、必要情報の登録が促されます。

名前は分かりますが、いきなり電話番号の入力(必須)を求めるのは如何なものでしょう。

電話サポートに力を入れているとは言っているものの、ある程度の信頼関係が構築されてからでも遅くはないと思いますが…

上記の入力を終えると本登録完了となります。

この作業がSTEP1.とされ、

STEP2.現状の投資状況をプロに相談しよう
万人に合った投資情報はない。
それぞれの投資スタイルによって、投資金、希望の株式の種類、目標金額などが異なる為、まずプロの投資家のカウンセリングを受けてもらう。
その後に適切な投資情報を提供する。

STEP3.多彩でタイムリーな情報を受け取ろう
日々の投資情報を電話やメールで受け取る。
株式投資はタイミングが全てであり、不明点があれば気軽に問い合わせてほしい。

という流れが紹介されていました。

そして、いよいよ会員登録後のトップページへ。

大々的に、

・NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)の「話せる投資情報サービス」
・弊社でしか味わえない密接なサポート力!

という文言が掲載されています。

理解しているからこそ出来る、投資スタイルに合わせた密接なサポート力を実現し、より信頼を寄せてもらえるサービスを目指しているとの事。

又、状況に合わせたサポートで、会員の資産形成の手伝いをするそうです。

ここまで一通り見てみましたが、プランなどの具体的なサービスが見当たりません。

特定商取引に関する表記の「販売価格」という項目には、「5,000円~※情報量によって購入するロット数が変わります。」とあるものの、詳細は不明です。

上記で触れましたが、やはり最初に投資状況を相談する必要があるのでしょう。

しかし、「DTシステム」について一切触れられておらず、現状では無料銘柄情報も受け取っていません。

又、専属のプロのアナリストの実績、NIKKEI JAPAN(日経ジャパン)の実績も不明です。

問い合わせや銘柄相談をする前に、最低限これらの情報については知っておきたいというのが率直な感想です。

NIKKEI JAPAN(日経ジャパン) 運営会社情報

[URL]http://fncnikkei-japan.jp/up/(閉鎖) , http://stocksjapan.jp/uup/(閉鎖) , http://www.innkei-jpn.jp/(閉鎖)
[事業者名]株式会社INSIDELINE
[責任者氏名]今泉喜彦
[会社所在地]東京都港区芝浦4-12-44 芝浦TMビル6F
[電話番号]03-5784-1687
[メールアドレス]info@nikkei-japan.jp → info@innkei-jpn.jp

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