Salomon(ソロモン)及びSolomon Bonds Limitedが仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。

Salomon(ソロモン)という株式投資情報サイトをご存知でしょうか?

SALOMON INVESTMENT(ソロモンインベストメント)という表記も見受けられますね。

ドメイン取得年月日は2018年6月20日で、特定商取引法に基づく表記を見ると法人登記年月が2018年7月と記載されており、運営開始から約3ヵ月が経過した新しいサイトだという事が分かると思います。

一点気になるのは、ドメインのIPアドレス。

103.204.66.2」となっている訳ですが、これは以前検証したDIRECT INVESTMENT GROUP(ダイレクト・インベストメント・グループ)全く同じでした。

所在地も酷似している事から、Salomon(ソロモン)とDIRECT INVESTMENT GROUP(ダイレクト・インベストメント・グループ)は関係会社・同一グループによって運営されている可能性が高いのでは!?

既にサイトは閉鎖しているものの、「ダイレクト・インベストメント・グループ 詐欺検証」をご覧頂くと共通点などが見えてくるかもしれません。

ちなみに住所の「P.O.Box 1909」は私書箱の番号ですので、会社の拠点は別の場所にあると考えるべき。

前提として、

管理人管理人

Salomon(ソロモン)・Solomon Bonds Limitedは金融商品取引業者の認可を受けていませんので、今後警告を受け、何の前触れも無くサイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。

日本人向けにサービスを提供しているにもかかわらず、なぜヴァージン諸島に会社を構える必要があるのか、その理由がいまいちよく分かりません。

トラブルが起きた際の事を考えれば、せめて日本に支店を置くべきですよね。

後述しますが迷惑メールから集客している事実がありますし、会員の方はすぐに利用を停止した方が良いと思います。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点

Salomon(ソロモン)に会員登録する前に分かる事は?

まず最初に、Salomon(ソロモン)を知ったきっかけについてお話しておきたいと思います。

昨日9月19日の夕方、「【朗報】プレミアムモニター会員様へのご当選おめでとう御座います!」という件名のメールが、突然Salomon(ソロモン)から届きました。

聞いた事も無いサイトからの急な連絡に、ただただ驚くばかり。

どこで私のメールアドレスを入手したのか知りませんが、許可無く一方的にメールを送りつける行為は直ちに止めてほしいところ。

このメール内でSalomon(ソロモン)は、

勝ちたい意思
数少ない本物の情報を掴む

が勝つ為に必要な最善且つ最短の道だと説き、「本物の情報のみを扱う”勝利のパートナー”投資情報専門会社」を自負していますが、その自信は果たして何から生まれているのでしょう?

改めてトップページを見てみます。

株式投資の事なら、大口介入の銘柄情報や仕手と呼ばれる短期高騰銘柄まで、どんな事でも任せてほしいと大々的に伝えていました。

まるで短期高騰銘柄の全てが「仕手」であるかの様な物言いに、正直呆れてしまいますね…

株価が短期的に高騰(急騰)する理由は、

業績の良化
自己株式の取得
株式分割
新規公開株(IPO)

など様々な要因が挙げられ、決して株価が操作されている訳ではありません。

極一部、仕手株と思しき銘柄があったとしても、これは証券取引等監視委員会の取り締まり対象。

最悪の場合、金融商品取引法違反で検挙されかねませんし、この様な事を堂々と言ってのけるSalomon(ソロモン)が如何に怪しいサイトかが分かるキャッチフレーズだと思います。

1.投資マネジメント
メディアでは成功体験ばかりにフォーカスしているが、Salomon(ソロモン)ではリスクや投資配分に関してもしっかりと事前に相談に乗っている。

2.プレミアムサービス
市場に中立の立場を取った「絶対収益の追求」を目的としたレポートを提案している。

3.専属アドバイザー
専属アドバイザーに直接相談出来るコンシェルジュサービスを取り入れており、各会員に合わせた最適な情報を提案する。

4.リアルタイムでの情報更新
迅速且つ正確性の高い情報こそが最も必要とされており、そのタイミングを見逃さずに情報更新する。

といったセールスポイントも見受けられますが、違法な無登録業者を利用する事こそがリスクでしかないですよね。

続いて「ソロモンについて」というページを見てみます。

個人投資家の約9割が損失を出している事に触れ、その中で負けている投資家が勝つ為に取るべき行動として、数少ない本物の情報を掴む事が、勝つ為の唯一・最善・最短の道だと提唱していました。

Salomon(ソロモン)はあらゆる資金筋・情報筋と情報共有・情報取得契約を行っている事により、一般的に出回る前の段階の「本物の情報」を知り得る事が可能だと力説しているものの、違法サイトに情報提供するお人好しな資金筋・情報筋があるとは到底思えません

情報の精度
情報のスピード
充実のサポート体制

という3本柱を他社には無い絶対的な優位性として築き、会員に勝利を届けていくそうですが、資金筋・情報筋の名称が明らかにならない限り、Salomon(ソロモン)がでっち上げた妄言架空の話としか捉える事は出来ないでしょう。

そして「本物の情報」が如何に大切かを切々と伝えておきながら、まさかの「百聞は一見にしかず」という緩い発言。

サイト閲覧者が欲しいのはSalomon(ソロモン)が悪徳業者か否かの「本物の情報」なので、結論を急かす様な手のひら返しは止めて頂きたいところ。

最後に「推奨実績」のページを見てみます。

計10件の実績が掲載されていますね。

ただ驚いた事に、内8件の情報提供日が法人登記年月以前の日付

更に内7件の情報提供日がドメイン取得年月日以前の日付となっており、サイト立ち上げ以前にどこで誰に情報提供していたのか、詳しく説明すべきでしょう。

誰もが納得し得る説明が無い限り、推奨実績を偽るサイトとして認知されるのは間違いありません。

Salomon(ソロモン)に会員登録した後に分かる事は?

Salomon(ソロモン)が悪徳な株式投資情報サイトと判断出来る材料は既に揃っていますが、届いたメールに会員IDとパスワードが載っており、なぜか会員扱いされている様ですので、情報収集の為にログイン後のページも見てみたいと思います。

早速ログインしてトップページを見てみると、「会員クラス(会員グレード)に関して」というコンテンツが目に留まりました。

Salomon(ソロモン)では情報精度や稀少度合いに応じて情報をランク分けしているらしく、会員グレードによって、取得可能となるレポート(情報)の種類や目指す獲得利益が異なるそうです。

具体的には、

[Normal(ノーマル)]

1ヵ月程度の保有期間で、しっかりとした利益の獲得を目指すグレード。
月間獲得目標金額:50万円~

[Active(アクティブ)]

1週間程度の保有期間で、アクティブな利益獲得を目指すグレード。
月間獲得目標金額:100万円~

[High ground(ハイグランド)]

1日~1ヵ月程度の保有期間で、短期も中期スイングも行い、利益獲得を目指すグレード。
月間獲得目標金額:300万円~

[Extra(エクストラ)]

保有期間は都度。
情報精度が最も高い情報のみ効率良く行い、利益獲得を目指すグレード。
月間獲得目標金額:1,000万円~

と4つの会員グレードを紹介していますね。

しかし、全ての会員に対してオープンに情報を開示しないのは、さすがに如何なものでしょう?

会員クラス(会員グレード)の昇格条件などが不透明で、Salomon(ソロモン)による恣意的な会員の差別化が常習的に行われているのでは!?

もし有料情報の利用頻度などで会員クラス(会員グレード)が決まるのであれば、明らかに「特別の利益提供等の禁止」に反していますし、直ちに改善すべき問題。

次に「各種商品のご案内」というコンテンツを見てみます。

このコンテンツでは、

[PREMIUM REPORT]

あらゆる資金筋や情報筋と「情報共有」及び「情報取得契約」を行い、入手する事に成功した、特別なハイリターン厳選レポート。
利用料金:10,000円20,000円30,000円50,000円80,000円200,000円

[POINT INFORMATION]

通常情報とは一線を画すワンランク上の情報を、ポイント情報として閲覧可能。
利用料金:10,000円20,000円30,000円50,000円80,000円200,000円

と2つの有料プランを提示。

他にも、トップページの「今回、プレミアムモニターに選ばれたのは貴方様です!」をクリックすると開く個別ページでは、

[First Partnership]

プレミアムモニター会員に選ばれた会員だけが参加可能な、特別な情報。
1度限り、採算度外視で案内している。
情報提供日:締め切り後3営業日以内
提供銘柄数:1銘柄
参加人数:先着10名
推定株価:1.8倍~2.4倍
取組期間:12営業日目安
獲得想定利益:360万円(想定投資額300万円の場合)
利用料金:35,000円(プレミアムモニター限定価格)

が見受けられる事から、現在確認出来る有料プランは3種類。

「First Partnership」については必死に「プレミアムモニター会員限定」とアピールしているものの、要するに迷惑メールを受け取った人に対する案件

プレミアム感は全く無く、どちらかと言うと叩き売り感を強く感じました。

最後に「公開情報一覧」というコンテンツを見てみましょう。

このコンテンツでは、

【無料情報】※短期スイング推奨
【夕方】本日のマーケット動向と明日の戦略

といった情報が日々更新されている模様。

無料情報ではSalomon(ソロモン)が注目する銘柄を1つ取り上げ、会社情報や株価の推移状況、狙い目となる節目の株価やロスカットする株価を提示。

ただ、9月18日分の情報が何やらきな臭いですね…

前日終値を「2,731円」としていますが、この銘柄が「2,731円」の値をつけた事など一度もありません(過去最高値は8月22日の2,437円)。

又、他サイトの文章を一部盗用している事が判明!

[オリジナルの記事(みんなの株式)]

更に9月19日の「【夕方】本日のマーケット動向と明日の戦略」でも、他サイトの記事を盗用


[↑Salomon(ソロモン)の記事↑]

[オリジナルの記事(トレーダーズ・ウェブ)]

無断で盗用しておきながら堂々とSalomon(ソロモン)発信の「公開情報」としているあたり、かなりタチが悪いと言わざるを得ないですね…

推奨実績」には24件の実績が追加され、計34件の実績を載せていますが、更に古い日付のものが増えただけ

ここまで調べてきた結果、

金融商品取引業者としての認可を受けていない
迷惑メールが届く
会員登録していないのに、既に会員扱いされている
DIRECT INVESTMENT GROUP(ダイレクト・インベストメント・グループ)とIPアドレスが同じ
会社の所在地を日本国内ではなくヴァージン諸島としている
会社の所在地が私書箱になっている
会員クラス(会員グレード)は「特別の利益提供等の禁止」に抵触する
法人登記年月や推奨実績でドメイン取得年月日との整合性が取れない
短期高騰銘柄を「仕手」扱いし、いかにも仕手株情報を提供する様な姿勢を見せている
他サイトの記事を盗用している

といった観点から、

管理人管理人

利用するのは極めて危険と判断します。

Salomon(ソロモン) 最新情報

1.2018年11月8日に「救済情報」に関するメールが届いたのですが、このメールで初めて代表取締役の名前が明らかになりました。

今井豊と名乗っていますが、どういった経歴を持った人物なのでしょうか?

「救済情報」の完全監修を行っていると伝えているものの、顔写真が掲載されている訳ではありませんし、実在する人物かどうか分かりません

プロフィール等詳しい情報を載せると共に、他にも代表取締役がいるのであれば今井豊氏と共にその名前を特定商取引法に基づく表記に載せるべきだと思います。

2.2018年12月14日、既存のノーマル、アクティブ、ハイグランド、エクストラといった会員ランクを凌ぐ、最上位のプラチナグレードが新設された旨、メールが届きました。

究極の絶対的優位性」を掲げ、

・ノーマルランク
・ベースアップ会員
・プレミアムモニター会員

である私に、前代未聞の超飛び級での昇格が可能になったと伝えています。

通常、このプラチナグレードに昇格する為には、

・純資産1億円以上
・純資産1億円以上の会員からの推薦
・通算獲得利益5,000万円以上
・年会費1,000万円(税抜き)の支払い

などの条件が設けられているという事ですが、Salomon(ソロモン)に年会費が発生するという話は初耳です。

又、他の会員と交流があるはずもなく、推薦を受ける事など不可能。

何やら無理矢理でっち上げた説明文という感が否めませんね。

今回プラチナグレードで提供される銘柄情報(プラチナグレード解禁情報)の参加費用は、通常198,000円のところ29,800円となっており、さすがに異常な割引率だと言わざるを得ないでしょう。

どれだけ割引しようとも、未だに代表取締役である今井豊氏の氏名を特定商取引法に基づく表記に載せず、許可無く違法に金融商品取引業を営んでいる様では、会員が増えずにその内サイトの閉鎖に追い込まれるのでは!?

3.2019年1月5日、ソロモングループ会長・代表取締役会長を名乗る高田秀介氏から、「最高権限情報」の案内(メール)が届きました。

指定のURLをクリックすると上記顔写真が載った販売ページへ移動する訳ですが、今まで出てこなかった会長が突如として現れた事に違和感があります。

しかもこの人物画像を検索してみたところ、複数のWEBページで同じ画像が使用されており、素材である可能性が大

(高田秀介氏と同じ顔写真が使われているWEBページその1)

(高田秀介氏と同じ顔写真が使われているWEBページその2)

この事から、高田秀介氏は架空の人物で、ソロモングループ会長・代表取締役会長という肩書きも架空の設定だと判断出来るでしょう。

そもそも代表取締役会長がいるのであれば、特定商取引法に基づく表記に高田秀介氏の名前を載せるべき

最高権限情報」についても、参加人数が1名となっているのは不自然で、恐らく複数人に販売しているものと思われます。

希少価値を煽り、30,000円という比較的安価な料金で会員を喰いつかせ様としているのは明白ですし、無視するのが妥当と判断します。

4.ソロモン代表取締役として、新たに野村健二という人物の名前が挙げられていました。

Salomon(ソロモン) 運営会社情報

[URL]http://slm-on.com/
[会社名]Solomon Bonds Limited
[代表者及び担当者]Liu Jiansheng
[代表取締役]今井豊 → 野村健二
[代表取締役会長]高田秀介
[所在国]P.O.Box 1909,Whisky Building,North Town,Tortola,British Virgin Islands
[電話番号]+448708200313
[メールアドレス]info@slm-on.com

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