株式会社MMKに詐欺の疑いは無い？口コミや評判は？

株式会社MMKが仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。

株式会社MMKという株式投資情報サイトをご存知でしょうか？

ドメイン取得年月日は2018年8月2日と、運営開始から半年が経過した新しいサイト。

法人登記は2018年7月24日に完了しており、登記完了から9日後にはサイトを始動したという事になりますね。

株式会社MMKについては、以下の広告を見つけた事でその存在を知った次第。

「AI選定銘柄」という言葉を用いていますが、人工知能システムを開発をするだけの資金力を有しているという事か！？

所在地について調べてみたところ、自社ビルやオフィスビルに入居している訳ではなく、居住する為の賃貸物件という印象。

資金力がある様な会社とは思えず、本当にAIが銘柄を選定してくれる様なシステムを構築しているのかやや懐疑的。

管理人

広告を出しているからといって、必ずしも安心して利用出来るサイトとは限りませんので、しっかり調査する必要があると思います。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】

株式会社MMKに会員登録する前に分かる事は？

トップページでは、「古き良きものから最先端のバリエーション」というキャッチフレーズを用い、多様なライフスタイルに最適なソリューションを提供すると掲載されていました。

又、幅広いニーズに応えるべく、書籍やAI・人工知能ソフトを用意しているとも伝えています。

それぞれ別ページが設けられていて、書籍についてはトレーダーが実際に行なっている銘柄の選定方法を掲載している株式投資の攻略本「侍」を54,000円(税込)で販売。

株の初心者・上級者を問わず、株の知識が無くても選定方法が簡単に書かれているので、すぐに活用する事が出来るそうです。

ただ、銘柄の選定マニュアル本なので株の知識を身につける為のものではないという事には注意が必要か。

この他にも株式投資の攻略本は目的・用途別にバリエーションが用意されているという事ですが、該当ページでは「侍」しか確認出来ません。

「お気軽にお問い合わせ下さい」とあるものの、いちいち問い合わせるのは面倒ですし、本当に用意しているのであれば各書籍をこのページで紹介してほしいところ。

AI・人工知能については、「ACE」というAI自動銘柄選定ソフトを108,000円(税込)で販売。

人間の限界値を越えた高性能選定力を備えているらしく、日本株式個別銘柄の騰落予測システムによって銘柄が自動で選定されるそうです。

大量のインプットがある人工知能の計り知れない能力を実感してほしいという事ですが、購入するにあたってまずは「ACE」が今までにどの様な実績を残してきたのか知る必要があります。

しかし実績は全く掲載されておらず、「ACE」が本当に能力を備えたAI自動銘柄選定ソフトなのか事前に把握する事は出来ません。

この状況で「ACE」を購入したいと考える人がいるとは思えず、株式会社MMKのセールス手法がいまいち理解出来ないというのが私の率直な意見。

ソフトをリリースするまでの経緯でテストを積み重ねてきたはずですし、その結果だけでも載せるべきでは！？

書籍同様、AI自動銘柄選定ソフトについても目的・用途別にバリエーションが用意されていると伝えていますが、こちらも他のAI自動銘柄選定ソフトは紹介無し。

「ACE」以外の商品があるのか、さすがに疑問符がつくところですね。

最後に「会社案内」のページを見てみましょう。

挨拶や案内のほか、代表取締役である加藤亮氏のプロフィールが掲載されています。

加藤亮氏は元俳優らしく、テレビ・映画・CMへ出演した芸歴がある模様。

又、証券外務員一種の資格を有しており、投資助言会社のコンプライアンス担当を務めて金融業界に進出したそうです。

2017年にはAI開発に参画したという事ですが、サイト閲覧者側の意見としては、このAIの企画者や開発者、他に参画した法人・団体・個人なども知っておきたいですね。

株式会社MMKのランディングページについて

最初に株式会社MMKを広告で知ったとお伝えしましたが、この広告をクリックして表示されたのは実はホームページではなくランディングページ。

・https://mmk-japan.com/pages/mlp01
・https://mmk-japan.com/pages/mlp02
・https://mmk-japan.com/pages/mlp03

と3つのページが用意されているものの、ページ上部のデザイン・文言が多少違うだけでほぼ同じですので、どれか1ページ見れば充分でしょう。

それではランディングページについてもチェックしていきたいと思います。

ページ上部に「株式投資のAI銘柄選定」と大きく書かれているのが特徴的で、「あなたはAIによって厳選された明日の選定銘柄を見るだけ」だと説いていました。

AI自動選定データ(実績)として、

上記4銘柄を紹介し、AI自動銘柄選定ソフトの凄さとして、

1.ビッグデータで自動選定
テーマの1つともなっているビッグデータだが、そのビッグデータを活用し、株価データを基にした学習・分析を行う。
膨大な量となるビッグデータを人間1人1人が選定していくのは、膨大な時間と労力が必要になる。
それらを人工知能が瞬時に判断し、期待値の高い銘柄を自動で選定してくれる。

2.業界でも数少ない自動選定
株式投資業界内で導入している会社は少なく、自動選定は希少なものとなっている。
個別に銘柄を自動選定してくれる為、ただその銘柄を確認するだけ。
調べる時間や選ぶ時間を有効活用出来る為、忙しい人にもピッタリ。

3.何より重視する信頼の勝率
現在までの最高勝率は88%を記録中で、勝率が高く勝てる期待値が高い事は、何より重要視されるだろう。
短期的に見た10%前後の上昇はもちろん、最終的に2倍や5倍を達成する銘柄も誕生している。
信頼とはつまり勝率であり、株式投資において勝てる事を重要視した選定が、AIによって実施されている。

4.3,600社を超える銘柄から選定
テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析を全3,600銘柄以上から選ぶのは時間と労力が掛かるだけでなく、「仕込み時に間に合わなかった」といった結果を招く事にもなる。
人間が処理出来るデータ量を遥かに上回り、何より早く自動選定する。
煩わしい情報収集はもう必要ない。

という4つのポイントを提示。

利用方法については、

STEP1.AIがビッグデータ分析を開始
毎日平日の大引け後にAIが分析。
3,600社を超える銘柄の中から極小数に絞り込み、銘柄を選定。

STEP2.銘柄を自動選定
東証一部、東証二部、マザーズ、ジャスダックをメインとして銘柄を自動選定。

STEP3.Webページから銘柄を確認
AIが選定した銘柄をWebページ上から簡単に確認出来る仕組みとなっている。

の3ステップのみ。

要は指定ページをチェックするだけで、AIが選定した利益に繋がる銘柄を知る事が出来るという事になりますね。

確かにこの作業だけなら、利益が得られるかどうかは別にして、初心者でも簡単に株式投資を始められるでしょう。

AI自動銘柄選定ソフトは「ACE」のみ掲載されていますので、AI自動選定データ(実績)も「ACE」によるものと考えるのが妥当。

ホームページと同じく書籍の「侍」と2つの商品が紹介されているものの、この2商品で「多彩なラインナップ」とは言えない様な気もします。

せめて5～10個の商品が並んでこそ、「多彩」という言葉が使えるのでは…！？

ランディングページを一通り見てきましたが、4銘柄分の実績を見ただけでは、中々「ACE」の購入意欲に繋がらないのではないかという感想を持ちました。

都度更新されるとしても、もう少しアーカイブを残しておいてほしいですよね。

又、ランディングページには実績を載せているにもかかわらず、なぜホームページに載せないのか多少の違和感があります。

AI自動銘柄選定ソフトを商品として販売している訳ですから、サイト閲覧者は何よりも実績を重視するはず。

「ACE」の総販売数や利用した人の感想(両悪問わず)なども知りたいですし、もう少し顧客目線に立ったサイト作りをすれば、今後販売数が伸びていくかもしれません。

株式会社MMKに会員登録した後に分かる事は？

会員登録という形態ではない様ですが、メールアドレスを登録すればAIが選定した銘柄を確認出来る様ですので、手続きを進めてみたいと思います。

上記フォーマットにメールアドレスを入力し、「今すぐ選定銘柄を確認する」ボタンをクリック。

上記のページへ移行するので名前・メールアドレス・電話番号を入力し、「入力を完了する」ボタンをクリックすると、以下のページが表示されました。

しかしAI選定銘柄は見当たらず、代わりに動画が添付されています。

この動画は2018年に販売されたというAI自動銘柄選定ソフトの「NOBUNAGA」という商品を紹介しているだけで、やはりAI選定銘柄は確認出来ません。

しかもこの「NOBUNAGA」は2017年から独自に開発を始め、4年間(2013年～2016年)に渡る学習期間を経て販売を開始したものだとアナウンスされています。

開発時期と学習期間の時間軸がおかしくないですか？

普通に考えれば開発後に学習期間が設けられますよね！？

学習期間でソフトのアップデート等を行うでしょうし…

4年間(2013年～2016年)に渡る学習期間を経て、2017年から独自に開発を始めたという事でしょうか？

もしそうであれば、動画内のアナウンスがおかしいのか…！？

「NOBUNAGA」についてこの動画でしか触れられていないのも不自然で、より詳しい情報をホームページに載せるべき。

現状としてはAI選定銘柄を入手出来ておらず、個人情報の登録損。

暫く様子を見つつ、株式会社MMK側の反応を待ってみたいと思います。

株式会社MMK 運営会社情報

[URL]https://mmk-japan.com/
[販売業者]株式会社MMK
[販売責任者・代表取締役]加藤亮
[所在地]東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-9 千駄ヶ谷マンハイム302
[電話番号]03-6432-9864
[メールアドレス]info＠mmk-dm.com , support＠mmk-japan.com